お気に召すまま、、、、

ガチが縦横無尽に書け回る、寄り道、脇道、荒ぶる道。人生の道、あらゆる感情や記憶を記録する。それが、明日を謳歌する種となる。人の心に咲き誇る永遠の花となる……ために。

愉快痛快大冒険

今日は、イオンシネマ多摩センターで午前十時の映画祭『隠し砦の三悪人』を観てきました。
黒澤明監督の映画は、なかなか映画館で上映されることがないので
観なければと思いました。

白黒映画としての躍動感、コメディとしての時代劇、
かっこいいだけが、侍ではない。
七人の侍』を映画館で観たことがあり、そかっこいい七人の個性的な侍ですが、
『隠し砦』は、人間味のある侍、百姓が登場してきます。
三船さんの馬乗りが観れる作品でもあります。
志村喬さんも観れる一本でもあります。

この作品を観て目標が生まれました。
黒澤映画を映画館で観るということです。
『生きる』『天国と地獄』『酔いどれ天使』など、
観たことない作品があるので、機会があればみたいです。

映画の神様へ、お願いします。

彼女たちの星

プロレスといえば、スターダムも大変面白いです。
女子プロレスも勢いと熱気に溢れた試合が展開されています。

26年ぶりの大阪城ホール大会をPPVですが、観戦しました。
スターダムには、赤と白のベルトが、ありますが
どちらの防衛戦も面白かったです。

赤のベルトは、ワールドオブスターダム王座と呼ばれ、
今は林下詩美選手が保持しています。
今日は、彩葉匠選手との試合。
団体対抗の一戦となり、盛り上がりを見せる中勝利したのは詩美選手。
素晴らしい試合でした。メインイベントに相応しい試合でした。

一方の白のベルトは、ワンダーオブスターダム王座で現在は中野たむ選手がチャンピオン道を
突き進んでいます。その防衛戦は、師匠とも呼べる岩谷麻優選手。

白いベルトは、お互いの試遊を決する一線となり
どちらが勝ってもおかしくはない状況になりましたが、30分の中では決着は付かずドローに。

女子プロレス元年は、2021年。この年から、女子プロレスも闘魂も王道も越えた
新たな世界を広げ、観せてくれると思います。
期待しかないです。

横浜の風に歌をのせて

はじめて、ライブに行った時の話です。
『MTV LIVE MATCH 2021』の話をしましょう。
学校が、映像やイベントに関わるものなので、一度だけは、観ておかないとなと
思ったからです。カメラで撮り、マイクで音を取る。照明として出演者に光、明かりを与える。
これが、基本で作り手の仕事です。観るものとしての参加でしたが将来に活かしたいと思っております。


場所は、ぴあアリーナMM。2020年に出来た横浜の最新アリーナです。
1日目の10/5に行ってきました。
出演者は、日向坂46、緑黄色社会、マカロニえんぴつ。
どれも素晴らしいステージで、僕は会場の雰囲気を味わっていました。
特に、印象にあるのが緑黄色社会の『想い人』のステージ。

齊藤京子さんのソロ歌が凄かった。良かった。
日向坂46の一人としてステージに立つ姿がインパクトにあります。
『キョコロヒー』も観ていますが、またどこかで歌を聴きたいですね。

最初から最後まで元気と興奮を与えてくれたステージ。
マカロニえんぴつのはっとりさんの言葉を覚えています。
『またどこかで、みんなに歌を届けたい。ライブに来て届けたい。』
会場には、それぞれのストーリーがあります。ストーリーを持ってステージに上がります。
ストーリーは、どこに行っても終わりはない。
またどこかで、ライブに行きたい。


今のどんな状況であっても。

シェフと隠し味

『キョコロヒー』も燃えています。
日向坂46の齊藤京子さんとお笑い芸人のヒコロヒーさんのテレビ朝日にて放送しているトーク番組『キョコロヒー』。
本日、23時からですね、そのスペシャルが放送なんです。
3月から放送してきて、視聴者人気投票ランキングでは1位を獲得。
同じ枠の『新日ちゃん』を見ていた中で、放送を知りました。
学校で放送を学んでいますから、新ししいものを見て蓄えないと。経験を。

見始めたら習慣になります。まずは見てほしいと大きな声で言いたいです。
二人の噛み合わなさと言いますか、歯車の回らなさが痛快です。
トークはどちらもリードを取りますが、
齊藤京子さんの言葉選びと低音ボイス、ヒコロヒーさんの受け答えぶりが絶妙なテイストです。
そんな子といい歳のお姉さんが送るトーク、いやダンス番組です。


ダンスの紹介もしますが、毎回癖のある方もいるので面白いですね。
ダンスで伝言ゲームなんていうのも初めて見ました。
革新的なチャレンジをこのコーナーでして、
あの二人が答えていくのです。それもまた絶妙。
二人のトークショーを、もしくはライブを観てみたいですね。

この番組を料理に例えるなら、シェフはヒコロヒーさんで、
なんやかんやあって齊藤京子さんが隠し味をお客さんに言って付け足してしまうと、言うでしょうか。
一級料理人とドタバタのシェフがお送りする気軽に何にも考えずに楽しめる番組です。
これからも応援したい。
という訳あってこの番組を見るようになり、ここまで辿り着きました。

放送しているテレ朝の近くから見える景色です。
10年後のあのビルはどこまで伸びているのでしょうか。

濱口竜介運転のマイ・カー

本日は、川崎市アートセンターで、『ドライブマイカー』を鑑賞しました。
アカデミー賞に近い賞を取っているということで、
2ヶ月前から気になってはいました。

そして、劇場は満席。期待が、大きい。
上映時間は3時間。席に座り乗ることにした。


上映中、不思議な感覚に出会いました。
これは、観客への物語なのか。変だが自分への物語なのか。
世界の揺れも絶望もありますが、救いが確かにありました。
これまで、この1年、演劇に触れて生きてきた答えがこの作品なのかもしれません。
言葉で、申し訳ないですが…
光と影、仮面と素、嘘と本当、作り手と演者、生と死。作品。
それらが巡り合う人生という道。映し出す鏡、観せ出すカメラの存在。現実。

演劇を通して生き方を表現する作品に映像を通して出会ってしまったのかもしれません。
映画を通して。
濱口竜介監督の運転は、スリルもあり葛藤もありあらゆるものを
乗せて、揺れていました。その隣に自分がいたことは間違いありません。
個人の世界、人の世界の在り方に考えさせられた映画でした。

さずかりもの

先日は、川崎市アートセンター様で『のさりの島』を鑑賞しました。
その日は、山本起也監督のトークショーも聞くことが出来ました。

山本監督は、亡くなった原知佐子さんのことについても触れていました。
原さんは、百合ヶ丘に昔住んでいたようでその地で作品を観ることが出来たのは、
偶然と運命なのかもしれません。


『のさり』という意味には、『天の授かり物』という意味があるようで、
映画の中ではある男が熊本県天草市に迷い込む所から始まります。
実は、男はオレオレ詐欺のために忍び込んできたのです。
そこで出会ったお婆さんに間違われ、孫として暮らしていくことになる…
という話です。


監督は、『映画という嘘をどう表現したら本物になるのか』を考えながら撮影したと言っていました。
それは映画の中で描かれる男とお婆さんの関係に似ています。
その男を演じた藤原季節さんの演技が素晴らしかったです。彼の演技が原さんとの奇妙な距離を生み出し、
家族のような関係にしていたのは、確かです。人を引き出す演技が彼にあるからだと思います。
藤原さんに関してはもっと観たいです。
また、『映画内の時間』についても触れていました。
じっくりと描写をしていく、ゆったりとした時間で進んでいくのは仕掛けの一つとも語っていました。
天草の街並み、ラジオ局、人通りのない商店街、そこで静かに鳴るハーモニカの情熱の音。
ラジオ局のパーソナリティを演じた杉原亜実さんも良かったですね。いい声でした。


原さんは、『この完成した映画を観ないで亡くなってしまったようで悲しいと言いますか、悔しいです。』
と言っておりました。
偶然の出会いなのかもしれません。この映画を観て暖かくなりました。

追記として…ロビーにいた監督に質問しましたが、マネージャーの方に止められてしまいました。
もっと聞きたいことがありましたが、いい思い出です。

燃える秋

新日本プロレスのG1が盛り上がっている。

Aブロックは、内藤哲也選手、鷹木信悟選手、飯伏幸太選手を3タテし、
ザックセイバーjr選手が6点、無傷だ。
そして、グレートオーカーン選手が、内藤選手の欠場で8点、無傷。
30日の後楽園大会でどちらかが、トップになるのです。


Bブロックはオカダカズチカ選手、無傷の4点。棚橋弘至選手、EVIL選手を倒している。
そして、タイチ選手も後藤洋央紀選手、SANADA選手を倒して4点の無傷。
オカダ選手は、29日の後楽園ではYOSHI-HASHI選手との同門対決。
タイチ選手は、EVIL選手との対決になります。


内藤哲也選手は、欠場になりました。
半月板の靭帯損傷と診断され、2、3ヶ月での復帰になるでしょうか、年内復帰になるのかどうかです。
優勝決定戦は内藤vsオカダになったら…と考えていたので、またお預けです。


そう言うのは、私が昨年の東京ドーム通称『1.5』をパスしたからであります。
IWGPヘビーとインターコンチネンタルの二冠戦で内藤選手はオカダ選手に勝ちました。
その試合を私は年明けのテストに時間を割いてしまいました。
私は誤った選択をしたのかもしれません。時々、あの風景を繰り返します。
しかし、逆を言えばこれはバネになりました。
生の空気、歓声、会場。これは行かなければ感じることはできません。私はそれを学びました。
過ちはエネルギーになる。この試合を思い出して、日々生きています。


もちろん、来年の東京ドームは行きます。どんなことがあってもです。
プロレスは立ち上がる力を与えてくれます。覚悟、簡単に言えますが覚悟です。
内藤選手のリングに上がった姿を待っています。


まずは、今年の秋男は誰かを見届けるしかない。